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  映像研究

2020・夏の終わり。

・午前中にスコールのような雨。昨日で夏の集中講座は終わったがツアーファイナルの後の追加公演的な業務の一日。朝から夜まで慌ただしく過ぎる。自分の身体と精神の集中が切れる最後の一日。車ならば燃料の残量がなくなりつつある表示は出ているのだが、辛うじて走ることはできるような状態。家にさえ帰れれば良い。そのようなテンションでなんとか乗り切った。

 

・20:00に帰宅して夕食を済ませたあと、21:30から山部・オンライン・ミーティング。いつしか数えることをやめてしまったが、先々週に自分の誕生日の直後に開催して以来だった。友人たちにもそれぞれの現場でそれぞれの困難があることを聞く。そして自分も話す。作業部屋でビールを飲みながら。24:30まで。最後は謎のファッションお悩み相談(呑気)を語り出してしまった。

 

・業務の関係で大学のことばかり、しかも極めて限定的な分野・領域の大学教育と研究について考えることになった夏だった。そのことに関して窮屈だと思うことがある一方で、こうして友人たちと話す中で、確かに何かを共有していると思う瞬間があるのは、もちろんともに山に行った経験が大きいのだが、もう一つ、大学でともに学んだことは少なからず影響しているのだと思う。いつでも見ることと考えることについて、フレッシュなものを投げてくれる人たち。その人たちに投げる言葉をいつも探しているかもしれない。

 


"I Am Easy To Find" - A Film by Mike Mills / An Album by The National