&

  映像研究

書く3月前半

・202103012014。「3月になりました」と言ってみる。季節は巡る。思っていたよりも大抵早く。業務の安息としての2月後半は一瞬で消えて、何も手に付かない無為の数日を経て、昨日と今日は論文を書く作業をしている。目標としている投稿のためにはちょうど二週間程で書き上げなくてはいけないが、まだ骨格も落とし所も見つかっていない。書きながらでしか考えられない事柄はあるにせよ、途中で諦めるも充分にあり得る。なんだこれは。

 

・いまあらためて市立中央図書館という場所は貴重であったと思う。適度な緊張感と静けさは作業場として最高だった。一方で自宅は図書館以上に図書資料に溢れ、気兼ねなくネットを閲覧でき、いつでも休憩できる。しかしそれは作業場としては甘すぎる。やめ時もわからない。

 

・中央図書館が良かったのは、作業しているスクリーンから顔を上げると一挙に1kmくらい先が見渡せることだった。缶詰という言葉があるが、そして作業のために一つの場所に居続けることは望ましくもあるが、いかにその場所自体が狭くとも、その場所から外に眼差しが向くことは重要であると思った。

 

・明日から3日続けて作業することが許されている。