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  映像研究

読むことも書くことも見ることも

・202008041613。自宅のデスクで作業をしてみる。数ヶ月ぶりにリハビリのように再開してみた語学とこの数週間積みっぱなしだった本をまずは手に取ってみる。中央図書館の光景を懐かしいと思い浮かべながらしかし場所を言い訳にせず自分のやるべきことを粛々と進めなければいけない。

 

・文章を読むことと論文を書くこと、そして風景や対象を見ることを取り戻さなければいけないと思う。というのは業務の中でも確かに「読むこと」「書くこと」「見ること」をしているはずなのだが、それらはすべて業務の教室という場に最適化された感じ方になっていて、すべては「話すこと」のために、読み、書き、見ている。ベランダに干したシャツを眺めながら、そういう「見る」すら、生活の中から締め出されていたのではないかと考えた。夏の西日に照らされた黄緑のシャツ。一瞬風に浮かび上がる。遠くに丘陵が見える。その「見る」の記録としてiPhoneで写真を撮ってみた。

 

・そうして論文の構想をまたあらたに立て直す。

 

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