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  映像研究

目が赤い人

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・他の人と比べて目の何かが弱いのだろうか、割に頻繁に充血する。「大丈夫ですか?目が真っ赤ですよ」と指摘してくれる親切な人が身近に多くて良かった。あるいは見てしまったならば指摘せずにはおけないくらいに酷い充血だったのか。少し前に職場でまさに目の充血を指摘されて慌てて引き出しの目薬を探したがきらしていたために急いで近くのドラッグストアに文字通り走った。接客という言葉の感じとも少し違うがいずれにせよ業務上学生ないし保護者と接する上で、誰もが「大丈夫ですか?目が真っ赤ですよ」と指摘してくれるわけではない。黙って会話をしながら「大丈夫じゃないくらい目が真っ赤な人だったな」という記憶だけの人になっているのではないかという恐ろしさもある。目が真っ赤な人は普通に考えて怖い。笑顔でもそうでなくても。一方で目の周辺が重い感じを覚えた時に先手を打って同僚に「いま目赤くない?」と聞いたところ、同僚は瞬間的にそのフレーズを「さっきまで泣いてたんだけどバレないかな?」という意味として理解したようで、この人は職場で一体どうしてしまったんだろうという反応をされるという事例もある。文脈は難しい。あるいは声のトーンの問題だろうか。そしてスクリーンを見る/読む時間を減らして風景を見るあるいは目を閉じる時間を持てたならと思う。