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  映像研究

ここは

・202002281024。ここは調布の猿田彦コーヒー。朝に耳鼻科で花粉症の点鼻薬と目薬を貰い午後の職場の会議までの時間を自分の作業に充てる。充てたいのだが、そして有無を言わず充てるべきなのだが、どうしても、「情勢」「状況」「雰囲気」そして「(近)未来」を知りたいと思い、感じたいと思い、確かめたいと思い、各種webやSNSのタイムラインを辿ってしまう。その態勢はやはり2011年の3月11日の直後の感じと似ていると思う。解釈が飛び交う。疲れる。そして少し冷静になって、似ているが全然違うとも思う。当然ながら非日常の理由も種類も異なる。実際に危機的な状況であることと、それに対応する政策による混乱は別のことだろう。それでも色々な推測はしてしまう。

 

・9年前の光景を思い出してみる。東京で大きな揺れが起こったあと、とりわけ翌々日の13日、東京は晴れていたのではなかったか。鮮やかな光が降り、おそらくは実際以上にそれを鮮やかに感じたことを覚えている。そしてその数日後には別の意識が動きだす。風景を見ることの中に「放射性物質」という目には見えないものを探す意識が入り込んでくる。空気や水、木や土に対してそれを疑う意識を持って見ることは切ない。いま再び目には見えないウィルスに敏感になる意識が動き出したならば、空気、物、そして何より人を見る意識に変化がある。人を疑い、自らが疑われていることを疑う。そのことの切なさと解決のできなさ。だからこそ冷静であろうという意識を保とうとする。たとえば書くことによって。

 

・作業のために中断。