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  映像研究

夏の濃い影

・201908111816。初台のドトールコーヒーにて。夏休みの終わり。明日から修行のような日々が始まり、終われば夏も終わる。夏が終われば秋が来ると言われているが全然実感がない。

 

・昨日は国立新美術館でボルタンスキー。全然期待していなかったけれども、期待していなかった以上に自分にとってはピンとこない展示だった。少し前にファウンドフォトについて調べてみようとした時にも、どうしてもボルタンスキーには興味が持てなかったが、なぜだろう。むしろ家族に教えてもらって東京ステーションギャラリーで見たメスキータ展は良かった。手で作られた作品を目でなぞるということをし尽くして疲れたが、それだけ感じることがあった。

 

・今日は東京都写真美術館で映画『ひとつの歌』を鑑賞。ちょうど一週間前に観た『ひかりの歌』は、自分にとっては新鮮な驚きだったが、『ひとつの歌』からはさらに恐怖とも言える不思議さを感じた。いずれにせよこの夏休みに杉田監督の二本の映画を観られたことは本当に良かった。何度も思い返すことになるだろう。

 

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