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  映像研究

仕事の合間に行くところ、考えること

 
・基本的に昨日から引き続き事務所で作業。
そしてその合間に、川崎市岡本太郎美術館の「第10回 岡本太郎現代芸術賞展」へ。コンペの入賞作とはいえ最近の展覧会の中ではとても刺激的なものでした。マンガを使ったコラージュの作品とピタゴラスイッチ風(作者談)の作品が全く違った意味で、しかし共通する意味でも(どっちだよ)とてもよかった。


・それにしてもいくつかの作品を見ていて「そんなにぼくらは村上隆を21世紀美術の古典として参照しなくてはいけないのだろうか」と(少し)真面目に考えてしまった。「日本独自」(ここは鍵括弧つきだろう)の文化(主にポップカルチャー)をモチーフにして、ある一定の「批評性」を担保する、というような(こんな雑なまとめ方に問題があるのはわかりつつも、あえて言ってみたい)方法論、その整合性は(ほとんどの場合)理解できるものの、なぜか少し(だけど決定的な)違和感を感じてしまうのは、その「整合性」自体の問題、いわば「プレゼンの上手さ」のようなものの中にあるのかもしれない。
あるいは「プレゼンテーションの言葉」で思考している結果がそのまま「作品」として見えてしまうというか。そのように見てしまうというか。。そのことに対して別の可能性を指し示すことは不可能だろうか。と考える。
まとまりきらないけど、最近はそんなかんじです。(近いうちつづきを)


・帰ってきてスタジオ。PV仕事は完パケ。おつかれさまです。