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  映像研究

77,776

・書いておく35℃(一応梅雨明け前)の記録。

 

・朝ひとあし先に家を出た家族より電車が止まっているとの連絡があり、迂回ルートなど検索してみるが予定の時間に着くのは難しそうかつ汗だくになりそうだから車で職場へ向かう。稲城インターから中央道で初台まで。途中渋滞したけれども約一時間。周辺で最安のコインパーキングに停める。仕事をお願いしている方との9:00の約束に5分遅れで到着。

 

・9:00から20:30までが一瞬で過ぎた。設営からの授業。合間に準備。設営をお願いした方の確実かつ臨機応変な仕事に助けられた。現場が繰り返されることで培われる知恵があるのだろうと思う。

 

・20:45に職場を出てふたたび車に乗る。急いでいるわけではなかったけれども、家までどれくらいの時間がかかるのだろうかと思って初台からさっと中央道に乗ってみる。緊張しながらハンドルを握りメーターの走行距離が77,776になったところで帰宅。時間は21:30。早い。

 

・似た状況が2020年に何度かあったと思う。その年の夏には電車の過密を避けて車で通勤した。いつもは甲州街道。稀に中央道。夜の高速道路は面白い。面白いと感じはじめる頃には着いている。帰宅してすぐにオンラインで友人たちと会話したこともあった。デスクにiPadとビール。ルノー・カングーに感謝して。

 

・夏の夜のドライブならばBGMはCDプレーヤーにピチカート・ワン『前夜』を入れる。2020年も、今も、かわらず勇気づけられている。聴くごとに歌声にこめられた熱を感じる。「テーブルにひとびんのワイン」のイントロのあの感じが続いている。

 

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