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  映像研究

寒さのための

・準備をする秋。今週唯一職場に行かない日だが自宅で引き続き映像編集をする。あと数日で片づく予定。仕事を終わらせることで新しい時間に飛び込むことができる。

 

・朝一番で明日の美容院と明後日のカイロプラクティックを予約する。

 

・編集作業の書き出しの間にリビングのカーペットを薄く涼しい物から毛の暖かい物に替える。ホットカーペットも敷く。作業する部屋のためのストーブを出す。これで突然寒さが来ても大丈夫と思いながら。

 

・午後は友人のアトリエで開かれる展示の手伝いへ。ペンキで板を塗装したり、額装された写真を設営したりしていると、この季節の感じと思う。

 

・秋になると文化的な祭りの準備のようなことをしている。大学の芸術祭や進級制作展がこの季節だったからか。寒さに備える感じと人が集まる場を構想することは、自分にとっては繋がっているように思われる。

 

・見る人を待つ空間でしばらく話をした。プリントされた写真を見ながら、その写真を撮影した人の話を聴くことは、いつも特別な時間になる。写真の、作品のことを話していると、話は色々な方向に拡がり、しかしそれは一つのことであったりもする。何かと比較して、より良いということではなく、写真をめぐって、人が生きていることの不思議さや畏れのようなものに触れることがある。自分の場合は偶然それが写真であり、映像だった。

 

・普段飲まない日本酒をいただき、この季節ならばどんな魚が美味しいのか、などとも話した。