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  映像研究

6月にいる

・書いておく記録。ここは2023年の6月。近過去にとっての近未来としての現在にいる。現在はいつも気持ちよく想像を裏切る。新しい季節の新しい感触を味わい確かめるようにして生活している今。両手に何も持たず直立するような姿勢で。

 

・日々マスクを外す練習をしていた。特に求められる場面以外では積極的に外している。なお業務においては着用の義務が課せられている。この現在。この変化。

 

・昨日5月31日は南大沢の都立大学に講演を聴きに行く。かつて論文の指導を受けた方だから、今でも「先生」という敬称とともに刻まれている。少しだがお話しできて良かった。さらに講演の会場でかつて定期的に勉強会で顔を合わせていた方とも再会できた。遭遇の流れで飲食することになりお話しできたことも嬉しい。近く別のイベントにも声をかけていただく。まったく想像していない現在の出来事の一例。

 

・このように、人と人とが顔を合わせて集まり話をすることが、一挙に動き出していると感じる。久しぶりとはじめましてがこの場所に溢れる初夏。かつての想像では特別に焦点を合わせることのなかった変化がある。その変化の只中にいる。それが2023年の6月だった。