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  映像研究

台風

・台風が来た記録。

 

・午前中に総合体育館のトレーニングルームは8回目。初回に講習を担当したインストラクターの方がいらして「良いペースで続けられていますね」と声をかけていただく。おおよそ週に2回。1時間。トレーニングをしても筋肉痛にならなくなった。それ以外の変化はまだ実感していない。

 

・昼過ぎから夜まで業務。台風が迫りつつある日中の移動。信号待ちの僅かの時間に気を緩めビニール傘がめちゃめちゃになるやつをやってしまった。オブジェと化した傘を抱え持って職場へ。

 

・業務上の「意思の疎通」について思うところあり、帰宅して妻に物語る。物語り他者に聴いてもらえたならば少し冷静になることができる。自分に特異な拘りが浮かび上がる。そしてまた現在「対話」について学んでいるのは、このような実践的な理由が大きいのではと思い至る。それほどに、少なくとも自分にとっては難しい場面があり、何気なく口にした言葉の意味や姿勢を後悔することが多々ある。他者への振る舞いのすべてが反省の対象になることは苦しいことであるが、この反省なくして変わることはできない。変わりたいと思っていることに気づいた。

 

・台風にのまれつつあることを感じながら暗い部屋で横になれば、柴崎友香の小説の一場面を思い出しつつ浅い眠り。家族の集合写真を撮る夢を見た。三脚に備えた中判のカメラを構えてピントを合わせて露出をはかる。ファインダーの向こうには全然知らない人たちが並んでいた。