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  映像研究

考える力

・202005131204。午前中は昨日のオンライン勉強会の補習をひとり続ける。かつて読んだはずの本が大量に並べられてあるいは積まれているがそのほとんどから自分が何を引き出したのか定かではない。やはり読むだけでなく、まずは「それを自分の書き物と繋げること」が大切であり、また「考えることを継続すること」が何よりも大切である、という完全に当たり前の結論に行き着く。集中力が続かないことも問題だが自分の考えの範囲を見失うことが致命的だ。日記は日記として、それとして、意識的に、自分の考えの域を定めるために、杭を打つようにロープを張るように、文章を書いておかなくてはならない。その上で域の内と外が交通することも面白い。そのような状態を作らなければならない。

 

・コンビニでPOPEYEを購入する。「そろそろ自分たちで料理をしてみないか」と表紙にあり、いつでもそんな言葉が書かれているように思うがしかし、確かに「料理したい」という気分が盛り上がる瞬間や季節はある。冒頭紹介されていた「オニオンピクルス」は確かに便利で美味しそうと思う。坂口恭平や野村訓市の記事に風が吹いたような印象を受ける。あるい昨年のはじめ、かつて自分の講師だった方のお宅を訪問した際に「じゃ、うどんでも打つ?」と言って、あっという間にうどんが打たれ、茹でられ、美味しかったことが強く印象に残っている。落ち着いたらうどんを打とうと思う。中断。

 

・202005132341。今日の午後は業務にまつわる会話?対話??インタビューをする。zoomによるオンラインインタビュー。これはこれでなかなか新鮮だった。少しくらい沈黙が続いても良いような気がすることが(回線の問題で少しタイムラグがあるだけかもと思ったりはしないか)救いだった。「オンライン舞台監督」の仕事を紹介する記事があって、触発されるところがあった。そういえばzoomを試行してちょうど一ヶ月ということが信じられないほど、気づけば様々なことをオンラインで行っている。その熱に、機材への興味と、イベント好きな性質とがブレンドされて、今のテンションが持続している。学ぶことは多い。