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  映像研究

反省材料

 
・もうすぐ終わる2012年のために日記を書く。


・昨日の日曜日、12月16日は、選挙。衆議院議員選、そして都知事選が行なわれた。去年の春の震災以降はじめての国政選挙だった。原発について、経済について、憲法について、など色々な「争点」が挙げられていて、それは結構自分たちの日々の生活にも関係していることなのだと思った。それで結果としては、自分が全然投票したくない、自分だったら全然支持しない「政策」を掲げた党が議席を増やした。つまりそのような党が、選挙に「勝った」のだから、自分が支持したような党から見れば、選挙に「負けた」ということになる。


・結果を知って、そういう(自分が支持したような党が「負ける」っていう)報道がこの期間ずっとされていたから、その結果を知って「そうか…」と思うくらいだったけれども、しかしその結果の全体像を考えてみると、やっぱり、不思議な、ぼんやりとした、言葉を失うような気持ちになる。


・そしてその結果から、何か「反省をする」ような気持ちがある。もちろん「自分がもっと何かができた」とまでは思わないのだから「責任を感じる」ということとは少し違うのだけれども「反省をする」。これまでの時間に起こった出来事を思い出して、そして自分が何を、どういうふうにしてきたか。そして他の人とどのようなコミュニケーションをとってきたのか、どういう方法で、どういう事柄を(結果的にでも)メッセージしてきたか、ということを考えるだろう。そして何かを変える。何かは変わる。今はまだ言葉にできないけれども、少しずつでも、見えるかたちにしたいと思う。そのために考える。