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  映像研究

2009年夏(夏休みではない)の、ストイック/簡潔な備忘録・その12

 
・8月24日。月曜日。休み明け。新しい週。少し涼しい朝。少し新しい季節?これはもしや秋??風が冷たいような気さえする朝。いつもは冷房対策として鞄に詰めているカーディガンを羽織って家から出てみる。少し暑い。すぐに脱ぐ。鞄にしまう。やっぱりまだ夏の朝。そういうことにしておいたならば、たぶんもう少しだけモラトリアム・サマー。


・考古学について考える一日。業務終了後は新宿から渋谷へ。センター的なストリートを抜けて宇田川町のアウトドア・ショップ、モンベルへ。ここで週末の山行のためにカレー粉(モンベル製)を購入。何より軽いところが良い。電話で確認までして行ったからか、店員さんが「コレ私も最近食べましたがなかなか美味しかったですよ」とのダメ押し・サジェスチョン。ありがとう。がんばります。


・その後某大型古書チェーン店を覗いてちょこちょこっと購入。秋からの某カレー店舗内古書店の買い付けも始めなければいけないので。おやっという軽い気持ちで購入した、丸山明日果という人の『歌声喫茶「灯」の青春 (集英社新書)』という本を帰りの電車で一気に半分くらい読んだのだけれども、これがとても面白い。エッセイとしてもドキュメントとしても面白い。それにしても「うたごえ喫茶」「うたごえ運動」に憧れる日々は続く。ほとんどデイリーになんらかの歌を「歌いたくて仕様がない」自分のような人間は、一体2009年の東京砂漠においてどうしたら良いのだろうかと考える。


・ちなみにそんな自分は最近は「ともだち」というこの歌を口づさんでいることが多い。