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  映像研究

山部(山伏)のリポート

 
・日々業務。そうであるからこそ、日常的に「山」に関係した何だかの情報を探しているのです。


・22日(木)は業務終わりに六本木はスーパーデラックスへ。全く予備知識なく飛び込んだのは「山」と「山伏」に関するイベントです。こんなにも予備知識がないなりに、こんなにも「何となく面白そうなイベントだ」と思ってしまったもので、残業をやっつけて急いで大江戸ラインで向かう。到着すると残念ながら前半のトークショーはすっかり佳境で、しかも思いのほか予想以上に(失礼)会場は物凄い人の数だったものだから、場所を確保するのに精一杯でトークの内容はほとんど聞けず。恐らくはタイトルの通り「旅」とそして「山登り」、あとおぼろげにフェードアウト的に聞いたのは、民話やトーテムポール(?)のことなどでした。残念だ。


・そしてすっかり落ち着いて後半のトークは「山伏」について。一時間トークショーを「ふんふん」と聞いて、それが山に登って修行するものだということを理解する。どうやら滝に打たれたりもするらしい。あぁ、そういえば自分は滝に打たれたりしたかったなぁと思う(?)今日この頃。気分はすっかり「山伏」、と言えばあまりにも軽いけれども、現実的に考えて「お遍路」よりは現実的なアクティヴィティかもしれないとも本当に思う。また、中沢新一という人が話した一言「東京に住んでいると目線が高くなってしまう」というものがとても印象的だった。「目線の低さからこそ芸術が生まれる」というような内容のことも。


・ちなみに入口でいただいたフライヤーによると、今年の夏8月にも「山伏」を体験するツアー(?)が行われるらしく、しかも偶然にもそれが自分の誕生日であったものだから「あぁ、これは運命かもしれないぁ」と思ってしまったサーズデー・ナイト。好むと好まざるとに関わらず自分にとっての句切りとなるdecadeに「山伏」を体験するだなんて素敵じゃないか、と思いつつ、急な誘いに職場から駆けつけてくれたR君と新宿は東京麺通団でうどんなど食しつつ帰宅する。

マジックナンバーマジックナンバーとは、自然と人間、神話と芸術をテーマとしたイベントです。
トークショー「あたらしい旅学」石倉敏明 淵上周平 成瀬洋平
トークショー「山の思想・山伏、都市的なもの、そして芸術」中沢新一 星野尚文 司会・坂本大三郎
ライブペインティング「山と神話」青木京太郎
音楽ライブ 浅野達彦 アラゲホンジ miroque


・23日(金)は今週初の休日、かつPAYDAY。早起きして週末の新年会風・山部ミーチングの為に部屋を掃除しつつ各種公共料金の支払い。そして中央ラインを東に移動して、ランチは小金井の某(超有名/界隈では)カレー店へ行く。ランチセットにチャイなどつけて(そういえば本日はPAYDAYでもあったものだから)私的豪遊ランチタイム。KJ君に注文のあった書籍を渡して、本棚のレイアウトをあれこれ考える。書籍の売り上げでカレーが安く食べられたりしてしまうことは、蒔いた種が実ってそれを食すことが出来るような、なんだか家庭菜園みたいだと思う。その後は吉祥寺に移動して美容院へ。2月に業務が忙しくなってバタバタしてしまう前にちょっと季節先取りで春っぽいかんじのスタイリングにしてみたかったのです。髪を切ってもらっている美容師さん(同じ年)とどういうわけか座禅の話に。そして健康の話題で盛り上がるあたりがいかにも妙齢・男性(男子)だ。


・夜はその後、留学生の後輩(でも同じ年)のオーガナイズで新大久保・韓国料理ツアー。サムギョプサル(で合ってる?)をお腹いっぱい食べながら、おまりにも巧みな日本語を使いこなすTくん&Tくんに完全にお世話になるかたちでの異文化交流。ありがとうございました。そのようにして休日らしい休日を過ごした今日なのでした&暖かかったのでした。