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  映像研究

暖房器具とその他についての備忘録

 
・アラジン・ストーブがやって来る!やぁ!やぁ!どうもどうも。ささ中へ。ということで「アラジン・ストーブ」あるいは「ブルー・フレーム」と呼ばれたりもする、世にもおしゃれな石油ストーブが我が家にやって来た。やって来たというかがんばって新宿から運んだのでした。「家に石油ストーブがある」というのは物心ついてからかなりしばらくぶりのことであるし、独特の匂いが何とも良い。とかって言っていて換気を怠ると完全に大変なことになるということを肝に銘じつつ、この暖かさをじっくと味わっている11月半ば。


・しかしところで今「暖房器具を購入する」というのはどのようなことであるのだろう。考えてみれば自分にとってそれは初めてのことであったのだから(前のアパートメントにはエア・コンディショナーが既に設置されていたので)この数週間色々なお店やら色々なインターネットやらでそれらを調べつつ、可能なかぎりリサイクル品のようなものが良いのだけれどもなぁ、安いしなぁ。とか色々なことを考えていたのでした。


・そしてそのような中、某大型電気店では石油ストーブの売り場には「ひと冬の料金比較」のパネルがあって、それは最新のエア・コンディショナーと比べられており、そういったパネルがそこにあるからには「『なるほど、石油ストーブは安い』っていう内容なのだろうな」と思ってよく読んでみると完全に結果は逆で「省エネエアコンに買い替える」ことを推奨される結果となった。つまり石油ストーブは「売られつつもまったく『オススメ』されていない」商品だったのであって、にも関わらずおしゃれさを最優先して「アラジン・ストーブ」を購入した自分は、今や完全に「環境のことをないがしろにした何者か」になってしまうのだろうかと思うと、ちょっと色々なことがわからなくなる。


・結局のところ別の量販店にて「アラジン・ストーブ」を購入したのだけれども、何となくその後も「省エネエアコン」のこと考えつつ、ストーブをかなりむりやり電車で運びつつ帰宅。例えばもうすぐ年始にはおそらく実家にて恒例の「ひとり24時間テレビ鑑賞」をするのだけれども、そこでは「環境問題と電化製品」的な番組はあったりするのだろうかと思うと、その番組の内容がということとはまたちょっと違った意味で、それが楽しみだったりもする今日この頃(寒くなってきた)なのでした。