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  映像研究

ひきつづきフェスティヴァルな一日と、何もしない一日の備忘録

 
・昨日7月1日(火)は同時多発的なファスティヴァル・デイ。一昨日30日につづき「G8対抗国際フォーラム」のパネル・ディスカッションという名のフェスティヴァルを(野次馬的感覚で)見るべく「明治大学・リバティー・タワー」に向かったのは午後6時半。時間ギリギリに12階まで駆け上がると、既にどの教室も凄い人で溢れかえっているご様子(文字通り教室から「溢れて」る人も多し)。『地球的組織の未来』や『地下大学東京ー秋葉原で起きたこと』『反戦反基地ー軍事化に抵抗する』といったパネル・ディスカッションも充分に気になりつつも、結局一番「オシャレ」そうな『アウトノミアとメディア運動』(粉川哲夫/フランコ・ベラルティ/ジム・フレミング)を聴く。


・終了と同時に御茶の水から中央線に飛び乗り西の聖地国分寺へ移動。「アウトノミア」を「会うと飲み屋」と言い換える駄洒落を体現しようとするが如く、アカデミック・フェスティヴァルから、極めて個人的かつ身体的な居酒屋・フェスティヴァルへ辿り着いたのは午後9時半。別に特に出会う必要もないであろう人たちに可能な限り集まってもらって、よくわからないなりに混ざり合って近況報告してもらう年に一度の宴(ちょっかい)も、おそらくは6年目くらいになるだろうか。歴史を刻むということは、時に恐ろしい。



・「ウコンの力」と「フェスティヴァルの力」がせめぎあった結果、全く記憶を失いつつも家にころがり帰ってきたのは午前6時半。しばし寝るも完全な二日酔いでダウンして、結局起きたのは午後2時半。その後「とてもさっぱりしたものを今すぐ食べないと死ぬ」と思って、思い立ってバスと電車を乗り継ぎ下高井戸のうどん屋「JAZZ KEIRIN」へ。とてもさっぱりした創作うどんの大盛りを平らげて帰宅する。何もしない一日を備忘録などしている暇があったら、せめて読書、ないしアカデミックなフェスティヴァルの復習を、と思ってあれやこれやしている間に夜は更けて行くのでした。