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  映像研究

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・3月11日に味噌を作る。今年で3年目になる集まりに今年も呼んでもらう。普段の生活にはしないような作業をすることも楽しい。何かに手で触れてその感触から何かを知ることは楽しい。色々な「加減」がわかってきて、それで思った通りに何かができることも楽しい。こういう集まりが日々の中にあることの大切さを思う。こういう集まりにいつでも飛び込めるような、こういう集まりをなんならオーガナイズできるような、そういうフットワークを取り戻せるようにと思う。「取り戻す」と書いてみて、それがこの春の自分のテーマかもしれなかった。数年前に考えていた何事かを掘り起こしてみたり、いつか試みていたことをなぞってみること。あるいは「いきいきする」ためにはどうしたら良いのか、ということはいつでも自分にとっての自由研究で、自由研究は自由な研究だから自由にやれば良い。その自由な研究がメインの研究と並行されればそれは面白い。自由な研究の対象はたとえばさしあたり音楽とファッションで、音楽はしかも生の歌や演奏をたくさん聴きたいと思う。そういえば今日売り出されていたGINZAには小沢健二コムアイもzombiechangも載っていたから購入する。そういう雑誌ばかり見て・読んでいる春。味噌が食べられるようになるのは半年後だからそれは9月11日で、そういう時を刻むならば2017年はあっという間だと思う。