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  映像研究

考えている木曜日。

 
・11月24日の木曜日。時間は過ぎる。季節も巡る。あっという間に。気がつけばすでにフェスティヴァルの4日前だなんてまるで信じられない。そして何よりもそのフェスティヴァル強化期間の真っ最中である今、しかし一方本日は業務。業務の前に「しおり」に関する作業を進めて外出。途中どうしても「ジャンクなもの」が食したくなり(年に1〜2回そういうことがある)八王子駅北口の「B・K」にてハンバーガー・セット。もうしばらくファストなものは食べなくて良いなという結果。味よりも自分の「食べ方」とか「食べる速度」に、この数年で微妙な変化があることがわかった。それは大きな収穫。その後東急ハンズで照明器具をちら見した後業務へ。



・業務は今日に限って不思議な集まり。夕方から食事会。共に労働している人と不必要なほどに親睦を深めることは何となく好きだ。そしてそういう機会を(お金を出してまで)設けてくれる職場というのは、雑に言えば「割に恵まれている」のだろうなと思う。飲食&飲酒&歓談。違う部門の方に建築業界の実態を教えてもらい、遣る瀬ない気持ちになるが、それは究極的に考えれば一体どうしたら良いのだろうかと途方に暮れてしまう。コンペティションに通って意匠を凝らした建築物を建てることは立派なことではあるものの、それはどういった社会のデザインのもとに進められるものなのか。よくわからない。よくわからないので鞄に突っ込んであった、橋本治大不況には本を読む (中公新書ラクレ)』を読みながら帰宅。引用すべきところが多すぎる新書。



・そうして今日は所用があって地元タウンへ帰還。実家に帰る道すがら連絡してみたYがつかまったので家に上がり込んで乾杯&歓談。ローカル・ライフ且つ不動産系のシビアな話をしていたはずだが、気がつけば全然自分の知らないカルチャー、深夜に放送されている(らしい)アニメーションの素晴らしさについてプレゼンされる。非アート系によるオタク・カルチャー(死語?)の考察はそれはそれで興味深い。「京アニ」の話とかは僕はわかりませんよ全然。そして話は流し流されて週末のフェスティヴァルの話へ。Yもウェブ・サイトを見てくれていたようで、しかも文体や写真の感じから何となくニュアンスが伝わっていたようでよかった。「来る人がそれぞれ工夫する」「楽しみたい人は楽しんでね、みたいな印象」と言ってくれたのでほっとする。そう。それなんですよ。24時前に解散して実家に帰宅。蜜柑を食べつつ今。