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  映像研究

もうそろそろ春ということにしてみる備忘録

 
・1日(日)の続き。夕方から「kikaku_meeting」かもしれなかった予定が結局流れてしまった自分はその時渋谷にいたもので、せっかくの休日を(一般的な意味での)休日らしく充実させるために、とりあえず春物衣料品を観賞するツアー。どんなものを観賞したかと言えば、例えば「URBAN RESEARCH」にて観た「kolor」の新作は、いつものことながら適度な緩さがかっちょ良く、また別のお店で観た「ENGINEERED GARMENTS」のジャケット的なものもディテールが凝っていてとても面白い。ディテールつながりで言えば、季節ごと必ず観にいっておりますPARCOに入っている「YAB-YUM」の春物だって素晴らしくちゃんとしていてかわいらしい「洋服」だった(今シーズンは自分が着られるものはなさそうだったけど)。結局08-09で冬物衣料品をまったく購入しなかった自分としては、上記のような「格好良くて長く着られる洋服」を、時には張り切って購入してみたいものです。


・2日(月)はそのように思ったからかどうかわからないけれども、すっかり春期ファッション・スイッチが入ってしまって、業務帰りにファッション雑誌を購入。完全にノリで(しかしかなり久しぶりに)購入した「装苑」は巻頭の「COSMIC WONDER」の特集、あとはユトレヒトの人が紹介していた「オルタナティブブックス」のコーナーの充実度高し。もう一冊買った「HUGE」は春物衣料品もさることながら後半に掲載されていた「アライテントの新井睦さんのインタビュー」がすごくよくて感激。去年アライテントの「エアライズ(a.k.a もうひとつの家)」を購入した自分としては、自分が使っている道具がこのようなプロセスできちんと作られているということがとても嬉しく感じたのです。実家からほど近い東所沢から世界に発進してるってところもまた良し。


・3日(火)は雑誌つながり?業務帰りの「憩いの場」(癒しではない)ジュンク堂ブックファーストをハシゴして色々立ち読みした結果、書籍は何も買えず、帰りの電車で読む用の雑誌として「BRUTUS」を購入。「絶対来る!近いうち来る!」と思っていた「農業特集」は巻頭に某著名なアートディレクターが笑顔で映っていて、完全に微妙な気持ちになるけれども「マジョリティを獲得する」ということがどういうことだかが本当によくわかるという意味で良い特集だと思う。08年が「エコ替え」だとしたならば、09年は「農業、あるいは半農」みたいなことが色々な場所で色々な人の口から発せられるのだろう。「勉強になるなぁ」とアイロニーというわけでもなくぼやっと思いながらも、しかし自分はそんなことよりも主に中程の「ベランダから始める農業入門」を熟読したかったのだった。去年の9月に引っ越したことで、ベランダどころか「庭とも言えなくもない空間」を持ってしまった自分にとって、この春は夏までの食生活を充実させる上で、勝負の時期なのだと思う。とりあえず去年室内で生育して今ひとつ盛り上がらなかった「ミニトマト」「バジル」を完成させ、あわよくば「ほうれん草」とか「ジャガイモ」的なものに挑戦してみようと思う今日この頃です。


・ちなみに職場で話題だった「恵方巻き」は完全に買い/食べそびれました。当然方角もわからない。