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  映像研究

忘年が、ウィークエンド。

 
・恋人が、サンタクロース。忘年が、ウィークエンド。なんとなく、クリスマス。12月最初の週末は立て続けに忘年風の集い、及び宴に参加。北風吹きすさぶ師走に師は小走り。そして師ではない人も走る。そのような季節の備忘録。



・5日(金)は正午からの業務。年に一度の紙媒体編集準備の期間がやってくると一年の終わりを感じて呆然。それはまさに年末進行だ。そして残業後には高田馬場に移動して、秋のはじめの即席ボート部メンバーの壮行会in学生タウンの穴場的カレー店。かなり遅れて行ったものだからこそ、お皿に残った各種カレーを一度に全種類食す。遠くまで旅する友達にあふれる幸せを祈りつつカレーを食す夜。色々な人と偶然の出会いを果たした2008年を象徴するような、誰も全体を把握してない系の宴はあっという間に過ぎる。


・6日(土)はまたまた正午からの業務。年内のカリキュラムをうんうん言いながらアレした後、中抜けして夕方から某ゼミナール&ゼミナール打ち上げ。その後一瞬職場に戻ったならば、10時過ぎからは忘年会of旧事務所メンin下北沢。本多劇場裏の台湾料理屋にてちまきを喉に詰まらせつつ各種おめでた系近況報告後、タクシーにてホーム・タウン新宿に移動して一般的には「カラオケ」と言われるDIY的・オン・ステージ。往年の「夜もヒッパレ」を彷彿とさせる各種J-POP名曲カバーの応酬であっという間に夜から朝へ。時には起こすよムーヴメント(オマージュtoTK)。


・7日(日)はステージ後の仮眠も程々に朝から学期末業務。身体とレッドブルとの相性もまずまずで気がつけば矢のごとく業務終了。その後は吉祥寺に移動して後輩オススメのゴシック風味のロシア料理屋にて「忘年会までがんばろう的な打ち上がせ(打ち上げ/打ち合わせ)」へ。それにしたってロシア料理は最高。全くもって一口たりともスパイシーではない各種料理を食しつつ「タイ料理みたいなものとロシア料理みたいなものが同じ大陸に存在していることは実にファンタスティック」というような話題。しかもリーズナボー。



・ちなみに週末を通じて移動中の電車内は、T美術大学中沢新一教授のポッドキャストを拝聴。細野晴臣教授や横尾忠則教授のライフヒストリーも興味深く、2008年の今、ニューアカデミズムというものの裾野の広さを感じる。あるいは00年代を代表するアーティストである高木正勝という人のプレゼンテーションは若干アーティスティックすぎてよくわからなかったけれどもこれも面白い。例えばM美術大学のような大学にもこのようなプログラムがあれば良いのだろうなぁと思うけれども、かといってすべての大学が「アイドル客員教授の基地」になってしまうのも、それはそれで大変な流れを生み出すだろうと思うので、そこらへんは、身もふたもないけれども「バランス」だとか思う今日この頃。せわしなくなる季節にも色々なものを見たり聞いたりしたい今日この頃。