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  映像研究

わたしたちは美容師ではありません。

 
・月曜日は昼から業務。普段は週末を働き月曜日を休日にあてている(その境目も曖昧なかんじですけれども)ので、何か妙な気持ちだったけれども、考えてみれば火曜日からはG・W(黄金週間)だ。街を歩く皆さんも、心なしかうわっついて見えるのは気のせいでしょうか。


・業務後は夜の約束まで時間をつぶすべく『現代思想』の新しく出た「特集アントニオ・ネグリ」を購入してBERGにてビールなど飲みつつそれを読む。今のところいくつかの記事をパラっとしただけですが、一連の「ネグリ来日(中止)」以降の、その熱も覚めやらぬままに、まとまった特集ということで、なかなか面白そう。そしてその「面白さ」とは、例えば特集の最後の討議で小田マサノリという人が言っている「「ネグリそこのけ」のおもしろさ」という言葉が表すような面白さだ。それは自分の生活とそれを表現するための言葉について考えてみるような面白さだ。そしてそれが「現代的な思想」みたいなものであるかどうかは、もちろん関連する事柄ではあるものの、また別の問題だ。


・その後西東京お洒落番長と合流して池袋に移動。中華の名店「永利」にて、新旧事務所メンバー&moreの総勢9名で、これもまたある種の「大ラウンドテーブル」。約2時間、酢豚から海老の唐揚げからなにからを注文し続け、紹興酒など飲み、そして杏仁豆腐とマンゴープリンのエンディングまで息をつかせぬ展開はこのメンバーならではのストーリー。関係ないですが、ぼくがお手洗いに行っている間に隣のテーブルの団体さんに「美容師の集まりですか?」と尋ねられたらしく、店を出た後しばらく架空のサロンを経営する話題で盛り上がる。そして本物の美容師ならば、おそらくその後カラオケに流れると思うのだけれど(偏見です)、IT関係であるところの私たちはおとなしく解散。


xactiで撮りまくったのにも関わらず、料理はほとんどまともに映っていなかったのでした。




現代思想2008年5月号 特集=アントニオ・ネグリ

現代思想2008年5月号 特集=アントニオ・ネグリ