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  映像研究

歴史について、ではない

 
・6日(金)。昼から新宿にて雑務。春から夏にかけてはあっという間だなーと思いながら雑務。そしてその間に納税。納税は大切。お昼は東京麺通団。新宿のMY学食。大げさでなく週に3回行ってます。


・帰りがけ、ほかほかの賞与を片手にフラッグス&ルミネ。久々にセールど真ん中の新宿のセレクトショップ系をひととおり回るも、とくに欲しいものがない。「欲しいものが欲しい」(言うと思ったってかんじだ)、と強く思いながらうろうろしてるとブックファースト以外閉まってしまって、結局買ったのは
STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2007年 08月号 [雑誌]』と
フリーターズフリー〈Vol.01〉よわいのはどっちだ。』と
季刊at(あっと)8号』。


・そして『STUDIO VOICE』は「創刊30年で初めての政治特集」とのこと。それにしたって最近の「政治ブーム」はなかなかのものだと思う。もちろん自分だってその例に漏れず色々と追いかけてはいるものの、そこそこに大きなメディアに言われてしまうと何だかひいてしまうのも正直なところで……とか言ってる場合でもないのでしょうか。しかしもしもブームどころかほんものの「政治の季節」なんてものが来てしまったときには、例えばレストランで「素人の乱がさぁ」とか言ってる男性が隣に座った女性といい雰囲気になっていたりとかするのか? 万が一にもそんなことになったら、自分としては「(抵抗としての)無反省」(コピーライト・バイ・『嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)』)みたいな気分で、限りなく全く無駄なお金の使い方をしてみようと思って、とりあえず賞与はそのときのために貯金しておくことにした。


・そしてあるいはこれもまたひとつの「歴史は繰りかえす、一度目は『悲劇』として、二度目は『喜劇』として(合ってたっけ?)」みたいなことだったとして、この場合一度目がすでに『喜劇』のように思えるならば、それは一体どうなんだろうか(これはとくに問いでもないので、当然答えもない)。


・ところで来週10日には新宿紀伊国屋の『「ノイズ文化論」講義』の講義に行こうと思っているのだけど、そのための参考図書(?)として『美しい国へ』を、某大型古書チェーン店で購入して(遅ればせながら)読んでみている。内容に関して色々思うところもあるものの、それはさておき気になったことは、今このように日記に書名を書いたことでそこに自動的にリンクが張られているということで、そのことに何か不思議な気持ちになる。とくに『オススメ」しているわけではない言葉がネットワーク上ではひとつの情報として扱われる(関係性として現れてしまう)ということは、何でもない当たり前のこととも言えるものの、考えはじめると一体なんなのだろうかと思う(これもまた、問いでもないので答えもない)。それはたぶん時に暴力的であるけれども、同時に場合によってはその暴力をはぐらかすような手段になるのではないかな、というようなことをぼやっと考えたりもする。こともある。