&

  映像研究

たけのこなど

・202404202257。京王線で帰宅している土曜日の夜に今日の出来事を思い出している。

 

・午前中は家で主に業務連絡。洗濯。休息。

 

・午後は家族の実家で今年初めてのたけのこ掘り。土の状態が良かったのか次々に掘り取り上げる。たけのこの方から飛び出してくるようにも感じられた。

 

・夕方車検に出していたカングーを引き取りに行く。色々な部品の劣化を説明して貰いカードで支払う。これまでで一番維持費の重みを感じる。可能な限り維持したい。

 

・夜には下高井戸シネマで、飯岡幸子『ヒノサト』、大川景子『OASIS』を続けて鑑賞する。完全に満席の劇場の熱を感じる。二つの映像に映っていた植物の様子を思い出している。

 

f:id:MRTR:20240420230740j:image

借り

・この日のメモ。

 

・借りを返すようにただ業務の金曜日。夏のスケジュールを締切ぎりぎりに提出しつつ夕方からの授業の準備と会議。そして授業および面談。

 

・そうしているうちに4月のカレンダーが埋まり気持ちは連休期間とその先の地平へ向かう。週末には車が車検から戻ってくる。車や電車に乗り行きたい場所がいくつもある。

ゆるむ、眩しい

・4月18日。17日の初回の授業さえ終えれば、ひとまず、と思って、その時間をめがけて一か月ほど過ごしてきた、から、その日を越えれば、別の感じになる。単純なこととして、自分にとっての通常業務の遅れを巻き返さなければならない。並行して観たい映画が多くある。展示も観たい。会いたい人がいる。そうしてゆるめつつ必要な物事を拾い集めたらきっと連休期間に突入しているに違いなかった。

 

・ベランダの鉢で死んだように完全に乾いて立っていた山椒の木から芽が出て嬉しい。今年こそは死んでしまったのではないかと思い、しかし毎年芽を出す。その驚きと不思議に鼓舞されるようにして春を突き抜けている。

 

・教材として購入してみたピンホールカメラを使い適当な露出で撮影してみたらかなり適正に映っていて嬉しい。モノクロームのフィルムで撮影をしたのは、もう20年ぶりくらいかもしれなかった。映ることの不思議を伝えるべく、まずは自分がその感動を掴んでいなくてはならない。

 

・毎日何かしら新しい服を着て過ごし、あるいは新しい組み合わせで服を選んでいることに気がついて、あらためて自分が新しい時間に生きていることを思い出す。今、かろうじて、もう少しだけと思いながら、最前線にぶち当たり続けながら生きている感覚を掴んでいる。想像を未だない時間のあちこちに飛ばしながら、跳ね返る視線で現在を見れば眩しい。

新しい場所

・202404171945。帰宅する京王線で書いている。新しい場所での初回の授業が無事に終わる。 声が枯れて、喉が渇き、お腹が空いた。時間調整が難しく、しかし大きなミスはなく、けれどももっと学生から色々な声を聴くこともできたはずだったから、ビギナーであることを考慮しつつの70点と思う。時間調整は課題。時間が余ってぼんやりしてしまうことが恐怖だから詰め込みすぎ、結果的に尻切れることを、いつでもどこでも繰り返している。もう少し巻いたりスライドを削っても良いが、それは連休の宿題にして、ひとまず別の業務に意識を切り替える。静かに打ち上げる。

続準備(リハーサル)

・引き続き家で授業の準備をする火曜日。2日続けて部屋でこのように作業できることは幸福でもある。図版を集めて台本を書きパワーポイントに並べる。パワーポイントと少しずつ仲良くなっている。朝から作業をして昼食、そして午後から夜まで、200分の授業を通して話してみる。一人で部屋で話している様はおかしな光景だろうが、そんなことを気にしている場合ではなかった。これはリハーサル。声の位置を確認するように。夜になり家族が帰宅すれば作業をとめて入浴。ノンアルコールで夕食。ストレッチのち早めの就寝。