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  映像研究

夜間登山へ

 
・冬の通常業務は年内終了。最終日の本日も朝食はBERGでモーニング・プレート(アッサム・ティー)。それにしても最後はやはりバタバタしてしまった。17時にはくだりの中央ラインに乗り込んで高尾へ。中央線のモニタのニュースでは「年越しを八ヶ岳で過ごす人が登山口に大集合」の話題。すごいなぁ。誰もがみんな山に行く。twitterのTLでは「年賀状」「仕事納め」「ノル森」の話題などなど。ようやくやってきた年末感に浸る余裕もなく高尾で下車して一度帰宅。電話でSMDくんに連絡したところ「雪も降ってるから全然無理しなくていいよ」とのことだが、その後ろでは明らかにわいわい的な様子が伝わってきて「行きます」と返答。macbookやらが入っているリュックを置いて、テントやらが入っているザックを背負う。高尾駅からタクシーにて「和田峠まで」。



・タクシーの運転手さんに「お好きなんですねぇ(山)あたしゃとても…」的なちょっかいを出されながらも、19時半に和田峠に到着したならば当たり前だが周囲に街灯などなく真っ暗。ヘッド・ライトを頼りに陣馬山の山頂まで約20分のソロ・トレック。ほとんどは階段だから道を踏み外す心配はないけれども、それでも時々立ち止まってみたならばその静けさにときめくほどの状況。途中からうっすらと雪。ヘッド・ライトで照らされるエリアに白い雪が舞う中階段を上る。せっかくなので途中何度かライトを消してその暗闇の暗さを味わったりもした。



・そうしてそろそろかなと思ったところで知っている人たちの知っている声が聞こえてきて「おーい」「おーい」とレスポンス。頂上には見知った山部とほぼ初めましての数名ですっかりマウンテン・パーティーの様子。挨拶もそこそこに素早くテントを立てて、つくってもらったうどんを食べたならば、何故かここでようやく「ああ、もうすぐ大晦日なんだな」と実感。その後恒例の(とはいえ2年目の)ヘッド・ライトで長時間露光ごっこなどして遊ぶ。ひとしきり遊んだならば就寝。目覚ましをかけずに(しかも山頂で)眠る幸せよ。すっかり冷えるけれども気持ちは実に爽快な30to31。