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  映像研究

日曜日の午後、夕立ちから夜

 
・14日の日曜日の記憶と記録。業務の一環として母校のオープンなキャンパスに出かけたのは6月のある日の出来事。今年の梅雨は、絶え間なくじめじめと雨が降り続けるというよりも、晴れたり曇ったりしつつも、突然どかんと夕立が降るような、あまり積極的に呼称すべきではないと知りつつも、でもやっぱりそれは「ゲリラ豪雨」的な去年の夏の天候を想起させるのであって、この日曜日もそのままそのような天候であったのでした。そのような記録。


・後輩の展示を観賞。懐かしい友人と再会。夕方には業務を終えて某西武国分寺線の最寄り駅まで歩いたならば、自分が学生の頃にはなかった古書店の様子をうかがって、その後自分が学生に頃からあった方の古書店ものぞく。探していたような本が数冊あったものだから思わずまとめて購入。そしてその購入した図書のラインナップ(山・田舎暮らし系)に引っかかったのか、あまりにも暇を持て余していたのか(失礼だ)わからないけれども、そこのご主人にお茶を勧められてしばし歓談。登山歴40年だというご主人に「山のなんなるか」についてうかがう。


・そしてしばしのつもりが気がつけばすっかり日暮れ。更にその後ご主人の家で、奥さんとともに焼きそばなどごちそうになりながら夕立の音を聞いていた。まるで謎の時間と空間。最終的に八ヶ岳方面でログハウスを建てるということが(暫定的に)決まる。10年の計画だったものが5年くらいになりそうな偶然の出会い。趣重視の夕べはあっという間に過ぎ、ありがたい提言を複数形で頂戴したならば高尾へ帰宅。そのような記憶。