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  映像研究

五月の最後の週がはじまる

 
・週が明けて気がつけば五月ももう後半戦。別に何とも戦っていないけれどもそれでもやっぱり後半戦。思い起こすと先週は日々いろいろな人と会っていたけれども、しかしそれはまったく並列に俯瞰することなんてできない場面ばっかりで、そのせいか時間の流れも何だか曖昧だったのでした。そしてその流れで日曜日の夜は、先週に引き続き業務方面の即席人事部門ユニットとして、スカウティングを兼ねて後輩の家へ遊びにいく。今年初の初夏らしい夕立に煽られて、ビールなどを飲み過ぎつつ「映画芸術」についての蒸し暑いトーク。終電で帰宅する。



・フレキシブルにクリエイティブな自分は、ぼさっとしていると仕事だか遊びだかわからないなりに、日々スキルアップ的なものを自分で自分にアレしなければ、みたいなわけのわからないことになるものだから、月曜日は休みだ、とそのように決めるのはとても大切なことだということを、これ以前の2年くらいで学んだような気がします。そんなわけで完全に休日の月曜日は横浜線で移動する、桜木町横浜美術館で開催中(ギリギリ間に合った!)の金氏徹平『溶け出す都市、空白の森』を観に行く。去年に東京都現代美術館で観たときのビックリがあまりにも大きすぎて、妙に落ち着いて観てしまったけれども、それでもやっぱりとても面白い。


・その後関内にあるちょっと良い記憶の中にある古書店「田辺書店」を散策。良書多し。その流れで帰りに町田で途中下車して、古本パーク?な「高原書店」へ。上から下まで見る(観る)。それにしてもあの「図書館みたいな古本屋」に入ったときの(しかも鞄を預けたときの)あのからだが軽くなったような開放感はなんだろう。色々と見る(観る)。



・休日の終り。そして多分、予想以上の早さで夏みたいなものが来てしまうであろうことが、今日はっきりとわかった。そして多分、毎年そんなようなことを言っていることもわかってしまったのでした。その証拠にかどうかわからないですけれども、毎年この季節ともなれば物凄い勢いで植物の芽だって伸びるのです。次々に葉がひらくのです。