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  映像研究

宇宙、日本、渋谷、松濤、ヘリコプター、テレビ

 
・渋谷Q-AXシネマにて、松本人志大日本人』鑑賞。
予備知識なし&期待値下げめで観に行ったせいか、予想以上に楽しむことができました。それにしたってUAがかわいい。もしもスクリーンに市川実和子市川実日子を足して2倍に濃縮したような美女がいたら、それはつまりUAのことです。
内容に関しても、アグレッシブなテーマや、(いい意味で)行き場のないメッセージ性を、テレビ的な約束事と、約束事としてのズラしでもって、かなり強引にまとめたような…というとなんだかアンチっぽいけど、全然そんなことはなくて、なんていうか少なくとも、例えばこういう映画にありがちな「監督が誰々じゃなかったら観ないだろう」というような批判にはそもそも全く意味がないのだ、ということがわかるだけでも観に行く価値はあると思う。…なんかよくわかんないまとめです。。


・観賞後、松濤方面に抜けようとして文化村の前に出ると!!???!! 
例の昼すぎの爆発事故の諸々で、まさにその一角は大変なかんじになっている。とりあえず渋谷区でこんなに沢山消防車見たの初めてです。気がつけばヘリもバンバン飛んでるし。あんな映画を観た直後だったので一瞬、シンクロニシティ?、とわけがわからなくなる。けど、あとでニュース見たらそんなこと言ってられない規模でした。大変な惨事。


・そんなわけで神山町を回って、松濤美術館大辻清司の写真 出会いとコラボレーション』も鑑賞。
大学の頃に写真集を読みあさっていた頃にちらっと見て以来、大分久しぶりの大辻清司の作品群は、記憶にあったグラフィカルな、または「シュールレアリスム」な印象よりもむしろ、コンセプチュアルなたたずまいであったことに軽く驚く。写真はもちろんテキストも興味深く、とりわけ最後の展示室にあった「大辻清司実験室」はかなりじっくり読みたいかんじだ、あるいはまた「見えぬ意味を見ぬ意味と」とは一体どういうことなんだろう?と思って図録を買おうとするも、財布に全くお金がないことに気づいて諦める。


・事務所に戻って作業後「セクシーボイスアンドロボ」の最終回だって鑑賞。
正直もうちょっと本気で身につまされる系の何かを期待していたので、(やや)肩すかし。帰宅する。