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  映像研究

晴ればっかりの中、雨が降った。

 
・火曜日。某小金井のカレー店にランチを食べに行き、そのついでに店内の本棚でしっとりとひっそりと営んでいる古書コーナーの本をリニューアル。



・立川&八王子で買い出し&ウィンドウ・ショッピング。八王子で久々に入った「TUBO CAFE」というカフェで、その隣の某大型古書チェーン店にて購入した、ミヒャエル・エンデはてしない物語』を開く。その理由は、先週からずっと継続して『エンデの警鐘』を読んでいて、それを踏まえてエンデの物語を読んでみたいと思ったこと、そして先日職場繋がりのティーンエージャーに「え?読んでないんですか?(呆れ)」のようなリアクションを頂いて、あらためてちゃんと読もうと思ったからなのでした。



・窓際の席にてアイスコーヒーを飲みながらはてしない物語を読む。しばらくすると雨が降り出してしっとりとしたシチュエーション。後ろの席の(推定)男子大学生二人組が「コミュニケーション・スキル」系の「人脈をどうこうするために自己のモチベーションをどうこうする」系の「脳に良いことだけをやりましょう」系の、実にややこしい話を大声で(恐れるものは何もないという態度で)していたので、耳栓代わりのミニマル系ミュージックもこんなシチュエーションにはぴったりとくるのだった。黒い雲。強くなる雨。傘をしっかりと握って歩く人、を見る。また本を読む。そのようにして午後を過ごす。