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  映像研究

丁度ペイディな日にある種の広告のされているなにかを買う

 
・早朝起床の予定が気づけば10時。本日返却の予定が図書館は休館。振り込むべきものを振り込むことばかりを考えていたらコンビニに三脚を忘れる(ちゃんとありました/杉並区民を信じております)。朝からなんだか異様にバタバタする。それでも今週唯一の完全休日(かつ制作日)なので無駄にはできないのです。頼まれている映像の素材を撮影しに、主に高尾方面でゴンドラ的なものに乗ってみる予定だったのだけれども、道中中央線の車窓から見える多摩川に何かを感じて日野で下車。西東京(元)美大生の定番「困ったときの多摩川」だ。河川敷で約一時間のSHOOT。日が傾きかけたところで終了。


・終了後思い立って八王子へ。思えば記憶にないくらい久しぶりの八王子下車だ。靴屋でも冷やかそうかというつもりだったのだけども、記憶の中にあった靴屋はことごとくなくなっていた。一体八王子市民は靴を買わなくなったのだろうか。仕方がないので/せっかくなので、古書店「まつおか書房」「佐藤書房」をまわるけれどもとくに何も買わず。その後さらに思い立って橋本経由、京王線に乗り換えて南大沢「ラ・フェット多摩」へ。NIKEやらadidasやらのアウトなレットを物色するも、こちらもとくに欲しいものがなく失意のまま(ということもとくにない)移動。


・戻ってきて新宿。ほぼ毎日通り過ぎるものの久々に立ち寄ったフラッグスはすでにクリスマスのアウラが全開だった。そんな場所のタワーレコードにて、THE HELLO WORKSの『PAYDAY(初回限定盤)(DVD付)』を購入。思えば自分も昨日は年末的な臨時のPAYDAYだったので、少々気が大きくなっていたというか、少なくとも買うつもりで衣料品なども見ていたものの、結局買ったのは例えば「享楽的に物を買うことに対して疑問を呈しているブログなどでも推薦されていたような種類の」このようなCDだった。このCDに関して各種プロモーションでは「格差社会」の問題なども語られているようだ。視聴しつつ隣に平積みしてあった「remix」もパラパラする。聴いてみるとハナレグミの「ブギーバック」もやや不穏な、ほどよく不吉なかんじでこれはこれでなかなか良い。しかし可能ならば、今だからこその「feat.小沢健二」がより良いと思う。けれどもツアーでそれどころではないということだろうかとも思う。ちなみにぼくが視聴している約10〜20分のあいだにも、神妙な面持ちのロストジェネレーション的な年代の人たちが何人かこのCDを手に取ってレジに向かっていましたよ(それは自分もそう思われているのだろう)。


タワーレコードブックファーストでその他の雑誌もパラパラする。「球体 1」が面白そう。それから「STUDIO VOICE」にはchim↑pomのインタビュー。旬だ。旬と言えば「「旬」 がまるごと 2008年 01月号 [雑誌]」も良い。何よりもねぎを食べたい。風邪の予防にもなるからね。そして「東京人」は神保町の特集でそこにはこないだぶらりとしたときに気になっていた「書肆アクセス」に関する記事が載っていた。特に買い物をしたことがあるわけでもないのにこんなことを書くのは気が引けるけれども、この書店がなくなることがとても残念です。あるいは「広告批評」は毎年年末の号は(年間ベストテン、みたいなのが一応見たいから)買っていたのだけれども、表紙を見て何となく買う気がしなくなったのでやめたのでした。


PAYDAY(初回限定盤)(DVD付)

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