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  映像研究

2022年11月後半の合宿(3/3)

・202211232307。作業を終えて半身浴しながらスマートフォンで書いてみる。7:30から22:30まで、食事と休憩を除いて出来る限り作業してみた。作業をしているときの音楽は、午前が高木正勝のマージナリアで、午後が坂本龍一のツアーに落ち着いた。アルバムのリストが途切れるとAppleMusicは別の音楽を提案してくれる。大抵その提案を採用しないが、昨日提案してくれた原田郁子の2004年の『ピアノ』は良かった。懐かしい気持ちでその曲を流しながら、しかしそれから20年近い時間が流れていることに震えそうにもなる。そうした中で劇的に完成に近づいているが、同時にやはり、あと残り一週間あれば、などと思わずにいられない。予定では明日からの4日間の業務の合間をぬって作業を継続して、日曜には完成からの印刷、月曜には印刷からの製本、火曜には受け取りからの提出、というスケジュールになっている。大丈夫だろうかと、考えはじめると焦りに意識を乗っ取られそうになるが、今すべきことはなるべく首の緊張を解いて睡眠という脱力をすること。そうしてこの脱力が、明日の自分に丸ごとすべてを託す力になる。