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  映像研究

・後から書いておく記録。土曜日は通常であれば一日自分の作業をするが、今日は朝から夕方まで業務だった。細かな作業をいくつか片づけることで来週までの見通しが立つ。綱渡りあるいは浮石を次々飛び乗り続けるようにして、とうとう10月になった。

 

・9月30日/10月1日は、上半期と下半期の区切れ目で、だからその地点に到達すれば何らかの感慨や達成感のような気持ちがあるかもと想像していたが(もちろん)無い。ただし、しばらく経って、後から振り返ったときに、この辺りで状況が展開したという意味での点を打つことがあるのかもしれない。そうした曖昧な時間とともにいる。

 

・そうした状況を語ることで確かめるように、夜には友人たちとオンラインで話す。それぞれが新しい事態に直面している、その直面の感じを聞くことで、約一ヶ月前の旅行は過去の出来事になった。中盤は殆ど自分の具体的な事態の相談になった。色々な人の助けで生きている。

 

・ベランダに、集合住宅の共有部分に、朝顔が咲いている。朝顔というと、夏の印象があるが、いつからか、この秋のはじまりに朝顔を見るようになった。塀からすっと現れた顔を、床の間に飾られた何かに向き合うように、見ている。

 

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