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  映像研究

梅雨の中に夏の匂い

・202206162348。帰宅する京王線で書いておいても良い。朝から昼過ぎまで家で書く作業。夕方から夜まで業務。業務後に職場の数人で気をつけながらの歓迎会。普段なかなか無いメンバーでの飲食は緩んだ時間。このような時間が数ヶ月に一度でもあれば良いのに。そう願いながら解散。

 

・乗り換える笹塚駅のホームで空気の中に知っている匂いを感じる。形容し難くもうこれを書いている今は忘れてしまった匂いには来るべき季節が刻まれていたのだと思う。夏の夜の暑さ。その暑さによって「適当」が許されるような雰囲気。あと一ヶ月くらいで、自分の身体がまるごとそのような時空の中にいることを想像できない。

 

・「適当」が転じて「寛容」について考えながら京王線に乗って西へ移動している。適切な寛容さを保つためには心身の健康が必要。自分の寛容さが他者の力を引き出すことになるのならば。