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  映像研究

夜の帳がおりると

・202205251954。今日の作業を閉じるタイミングで書いても良い。Wordの50,000字を合図にコマンドSとコマンドQ。ドライブにもバックアップ。朝からシーツとタオルケットを洗いながら、メルカリでプロジェクターをえいと買いながら(選び抜くことに限界を感じた)、昼食後に30分の昼寝もしながら、断続的に書いていた。よくやったのではないか。よくやったことにしたい。明日からは週末の業務期間になる。

 

・昼食時に「さわり」だけ聴いた『Over The Sun』の新しい回で流行歌とその記憶が話題にされており、イントロで覚えている最後の曲として、くるりの『ワールズエンド・スーパーノヴァ』が挙げられてひとり声に出して笑う。何か口に入れてなくて良かった。突如の20年前の固有名詞が持つ力。あるいは、ざっくりと同じ時代を生きてきた人との一瞬の通じ合い。一挙に国分寺近辺に引き戻される記憶の中の2002年。「いつだって・ぼ、く、ら、は」ではじまる回想があっても良い。そして今は2022年だった。

 

・タイムラインでどなたかが話題にしていた、Natsu Summer『Twilight Shadow』を流す遅い夕方。ゆったりしたイントロのベース。「夜の帳がおりると」という表現が持つ華やかさ。ホーンとピアノの感じ。できることならば海岸線を車で走りたいがしかしお酒も飲みたい。想像というフィクションの中ではその両方があっても良い(車を停めて一泊しても良いし、ホテルにチェックインしたあとでバルに飲みに行っても良い)。いずれも叶わない今夜はPCを閉じたならば静かにビールを飲む。窓を開けて、風を入れて。息を吸って。

 

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