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  映像研究

動いている

・202203262043。帰宅する京王線で書き始めてみる。8:30から20:00までが瞬く間に消えた。時間を気にしながら言葉を話しつつ、連絡をしていたらあっという間に時間は消える。細かい反省はあるけれどもひとまず新しい年度の最初の日を無事に終えることができたから良しとする。良しとすることが得意かもしれない。年々良しとしている。

 

・読んだ複数の文章や聴いたラジオやポッドキャストの話題において、仕事をすることについて重なる意味のことが話題にされていて、それは偶然でもあるけれども不思議はない。それは自分の持つ力を生かすことだと言えるだろうか。運動であり知覚が動いているということの意義と価値は、社会的な役割や対価とは別のところにある。望まない労働を継続することを許すことではなく、しかしあらゆる運動や知覚それ自体を肯定的に捉えることもできる。そのような考えがすっと理解できるのは、自分の環境や状態に依る。

 

・別の知覚あるいは想像。春の嵐のような気候が続く。一日の間の僅かな隙間に遠く離れた場所のことがよぎる日々が続く。戦場や津波がよせる地域への想像が、気づくと離れた場所に暮らす友人の生活を思うことに移りかわる。