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  映像研究

驚く記録

・202201152306。帰宅する南武線で書いても良い。母校の卒業制作展へ行く一日。一月の第三の週末には毎年そのような鑑賞の一日がある。午前中は家で自分の作業をして昼前に外出。途中で家族と合流する。さらに現地でも友人と合流するなど。その後国立へ流れて気をつけながらの飲食あるいは意見交換。

 

・かつて関わりのあった学生の卒業制作の作品を観ることは自分にとって究極の学びとなることをあらためて感じた一日だった。数年前にはそれを「ギフト」と形容したけれども、今日の自分にとってはそれ以上のものとも思える。作品を前にしてその作品に至る時間のことを聞く。その話す言葉は何気ないような事であっても、選ばれた言葉には思考した時間の分だけの意味が宿る。その意味を受け取るあるいは想像する。

 

・何も無いところに、ある人が、新しい何かを創造することの凄まじさに驚いても良い。それが物体であっても、データであっても。驚いた事実を、創造した人に、驚いたよ、と伝えることができて良かった。