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  映像研究

新しさと自由

・202112262019。帰宅する京王線で書いてみる。今日は日曜日だったことを電車内のがらんとした様子で思い出す。がらんとした電車内、と書いてみて、2020年の3月にもそうした不思議な空間を見たことを思い出す。あれからもうすぐ2年が経とうとしている。年が終わろうとしているからなのか、今年を振り返ることがあり、しかし今年と去年は途切れなくある雰囲気で混ざり合っているから、いきおい2020年のことまでも思い出していた。隙間をぬうようにして人と会い、集まった記憶が浮かぶ。

 

・業務を反復する中で自分の内に、この業務に特有のたかまりのようなものを感じる。感じながら日々を過ごしている。今日は「新しくあること」と「自由であること」について考えた。「新しくあること」と「自由であること」は自分にとっての「良さ」の表現でもある。しかしどうすればそれを伝えることができるのだろうか。それをそのまま「新しくあること」と「自由であること」と言葉にしても仕方がない。別の言葉で、あるいは例を挙げて、自分自身がそのような者として表現することが必要になるかもしれない。

 

・それを自分の作業(文章を書くこと)の中でも忘れないように。

 

・年末であるからなのか、色々な方がこのプラットフォームに日記を書いていて、その中にも振り返るような言葉が増える。振り返る視線が向かう先は過去の出来事であるのだが、しかし振り返るその意識は現在の最前線のものだ。そうだからだろうか、振り返る人の言葉に「新しさ」や「自由」を感じていた。