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  映像研究

名指すことが難しい事柄

・202111202116。帰宅する京王線で何かを書いてみる。今日は午後から業務。開店と同時に猿田彦に滑り込み、しかし自分の作業ではなく業務に関連した作業を一時間と少し。慌ただしく出て駅のおにぎり屋で昼食。職場に着く。12:00から21:00までの時間は消滅した。それで今。

 

・季節は傾斜を転がる玉のように、加速をつけて進んでいく。毎年同じような傾斜の。その勢いに身を委ねると何も手につかなくなる。そのことを知っている。

 

・フリース、コーデュロイ、ウールまたはそう見えてアクリル、そしてダウン。電車に乗り合わせた人たちの姿も季節を映す。少し前からふと作業の手を休めたタイミングでコートあるいは上着を調べていて、持っていない種類のコート、上着とは何かと考える。

 

・そういえばYouTubeを開くと、いつからかバブアーについての動画ばかりだが、それはどういうキャンペーンなのかマーケティングなのか。友人たちが皆持っているから、あえて自分はそこには踏み込まないと考えている。

 

・暖かく、適度にゆとりがあり、一方ですっきりもしている、そんなコート、そんな上着はどこにあるのか。その感じを言語化しようとしているが、そうしているうちにこの季節は過ぎるのではないかとも思う。そうして自分はもうしばらく冬のコートあるいは上着を新調せず、結果的にペラペラのパーカーの下にインナーダウンで凌いでいた。

 

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