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  映像研究

歩く

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・後から書いておく日誌。久しぶりに朝歩く。30分で3kmくらいか。まず近くの市民農園を散歩したならば秋の野菜が葉を広げていた。白菜の緑。それを見る。それが広がり出てくる中心にちょうどスクリーンの中心を合わせて写し取る。力が溢れ出ることをイメージしている。

 

・グラウンドの周りを一周歩き帰宅して朝食。引き続き文章を書いている。書いては直し、読み書き、削り、戻り、また書き、を繰り返しながら、今日はずっと懸案だった冒頭の段落がようやく少し納得のいく形になった。日頃自分も学生に対しては「納得ができなくてもどんどん先に進めば良いのではないでしょうか」などと言ったりもしているが、全然それができない。完璧を目指しているなどという大それた気持ちは持っていないつもりでも、心のどこかに「ノーミスで行きたい」「これが最終稿でありたい」という邪念(あえて言えば)は忍び込む。また少し書くことがわかった。

 

・ところで「服が小さくなる」という表現に対して「それはからだのほうが小さくなったのだろう」と考えていたが、洗濯することによって、実際に服が縮む。そしてからだは緩やかに肉がつき姿勢も変わる。さらに世のトレンドは、もうしばらくオーバーサイズを推奨している。そうした複合的な理由から、持っている服が一様に「小さくなった」と感じた場合は、どうすればよいのか。そんなことも考えている。

 

・「日本の平均年齢」が「48.4歳」という情報を知り、まだまだ自分は平均未満なのだな、と思っていて次に「世界の平均年齢」を検索したところ「30.9歳」と出て、とっくにその年齢は過ぎ去っていた。その差を思いつつも、普段の生活で目にしている光景を想像してみると、自分の視界には平均して48.4歳の人たちが蠢いている。この島は星の全体から見るとかなり特殊な様相を呈しているのか。考えながら。

 

・明日からはまた業務の日々。金曜日には国立国会図書館に行く予定。