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  映像研究

集中

・202111011548。「集中」と声に出さないまでも書いてみる。一つのことを継続することが難しい日が時々ある。昨夜の諸々のダメージが残っているのか眠りが浅かった。本を読み、調べるためにインターネット、動画を見る、本を読む、その繰り返し。結局選挙の番組を流しながらパラパラと資料を読むなど。

 

・後で書いておく記録。選挙の番組はTBSのテレビとラジオ。特にラジオの「総選挙スペシャル2021」はたとえば友人たちと話をしているようでもあるから流しながらも聞き入ってしまう。結局のところ「野党共闘」に成果はあったのか。一定の成果はあったのだろう。しかしもしもそれがなければこれよりも困難な結果だったことを想像すると呆然とする。『ニューQ』の岸野雄一さんの文章をもう一度読み直してみようか。「名付けようのない戦い」の前提をもう一度捉え直す必要がある。

 

 

 

・夕方に一度作業を止めて夕食の準備。家族が買っていた青いパパイヤがあったから、それをソムタムにするためのレシピを調べる。「青いパパイヤ」と認識すると殆ど自動的に、トラン・アン・ユン『青いパパイヤの香り』を思い出すのは90年代の記憶あるいは刷り込み。きっとどこかのミニシアターで見たはずだけれども全然内容を覚えていない。そのような映画がいくつかある。

 

・夕食の準備をしながらどこかでなにかを調べていて知った、明治大学大学院教養デザイン研究科の動画での講座、森元斎さんが講義をする動画を見る(聴く)。「原点・悶え・村 谷川雁石牟礼道子の九州的思考」。少し流し聴くが、流し聴くような内容ではなかった。明日続きを聴いてみよう。

 

・上田の「真田屋」で購入したおちょこが二つ。一つ200円。梅と鳥の絵。光が当たる角度によっては金色に見える。見つけた家族のファインプレー。こういう玩具のような器は気持ちの上で半分以上は正月のお節用。たった数日のために買うことも楽しい。酒盗を一口だけ入れるための。日本酒を一口だけ舐めるための。気がつけば「お腹いっぱい」よりも「一口だけ」の方に惹かれるようになってしまった。普通の成長あるいは加齢。

 

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