&

  映像研究

書く日、聴く音楽

・202109291943。隙間の時間に書く。

 

・今日はオンライン三昧の一日。文字の通りオンラインで三つの予定がある。一つは大学院の授業。一つには業務の全体会議。一つには業務の制作チームの会議。その最後の会議の前に夕食のハッシュドビーフを仕込んで今。

 

・文章を書くことは読むことでもある。10,000字を目標にしていた文章は現在のところ16,000~17,000字に膨らみ、大体毎日の作業はまず午前中にそれを読むことにあてられる。昨日自分が切り拓いた道を最初から歩いてみて、その道の広さや曲がり方を確かめる。そしてまだ道が拓かれてない地点に立ってようやく新しい作業が始まる。大抵この時点で昼食。映像の編集でも同じようなことが起こる。何度も見て、何度も止めて、見過ぎて全体を俯瞰するために流し見て、しばらく放置したりもする。

 

・そのように「書くこと」それ自体が面白いと思えることが幸せだけれども、同時に自分の文章の技術の拙さを突きつけられているようでもある。しかしそれさえも最近はさほど気にならなくなってきた。下手でも何でも続ければ良い。言葉にすると諦めのようでもあるが、それもまた進展であると感じている。

 

・作業用にもうしばらく石橋英子『ドライブ・マイ・カー』のサウンドトラックを流していて、数日前の友人たちとのオンラインの集まりの時に、自分の感じとしてトータスのことを思い出す、ということを話したことから、AppleミュージックでTortoiseTNT』を検索して流してみる。いま聴いても当然惹かれる音楽。ただ本当に「ポストロック」や「エレクトロニカ」が好きな友人たちが周りに多くいたせいか、自分にとっては一種の環境音楽として存在していたように思う。それをいま普通に聴いている。