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  映像研究

虚脱

・202109202208。業務を終えて飛び乗った京王線で、かろうじて書けることを書いておく。午前は家で少し作業、少し業務、少し休んで午後から職場へ。13:30から21:30までが消えていた。消えていた時間には色々な判断をしていた筈だが、それを書くことはおろか、思い出すことが難しい。

 

・主に平日の、主に朝から夕方まで働いている、そのような典型的な人など少ない、労働は流動化しているのだから、ということもある程度までは事実だが、それはさておき、自分が主に平日の夜と日曜日に働いていることを、困難と感じることが一年に一度くらいある。一方で、そのような反転された労働のスケジュールによる恩恵の方が、きっと大きいのだけれども。

 

・虚脱、と書いてみて、「へなへな」の方が感覚的に近いかもしれない。「へなへな」の「へな」は、「へなちょこ」の「へな」だろうか。空気が漏れ出ていくような感じがよく表現された擬態語だと思う。

 

・虚脱の最中でも書けることとは何か。

 

・今朝のトピックは注文した写真集が届いたことだろうか。古書。40,000円。研究に必要な資料とは言え流石に迷った。迷ったが、迷う時間も勿体ない、何のために労働しているのだ、今買わなければもっと値上がりする、などの言い訳を次々と繰り出して、クリックする。

 

・1936年のハワイが写された写真を見る。数枚ならば回顧展の図録でも見られるが、やはり、これを作品としたのだから、その経験は異なる。それが最後の言い訳だった。こうした買い物があと、恐らくは3回ほどあり得る。その度にこうして何か躊躇いを書いておく。

 

・明日の火曜日はオンライン勉強会からの業務。明後日の水曜日はオンライン授業と業務。木曜日は自分の作業を進めたい。緊急事態宣言の終わりを想像している。