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  映像研究

秋の夜

・202109172150。台風が観測史上はじめて福岡県に上陸したという夜に、帰宅する京王線で書いても良い。

 

・今朝は自分が学生である側の面談。時節柄オンラインで。この二ヶ月ほどの進捗報告をして助言をいただく。気持ちも新たにこの瞬間から「実質残り半年」と思って完成に向けて書き進めるよりほかにない。

 

・昼食にパスタを茹でて食べる。急いで家を出る。

 

・意外と早く着いたからと職場の最寄りのコーヒー店で少しだけ作業。思いついたことをなるべく早く形にしておきたい。

 

・業務へ。7時間くらいが1秒くらいで消えた。昨日に続き、制作された作品や書かれた文章にコメントをする担当。いつか未来にこれらの作品や文章を読み返してみたならば、そこにはコロナ禍という特別な状況が刻まれている、と感じるのだろうか。などとも考える。

 

・職場の近くのスーパーで普段買わない小瓶のビールを購入してみた。台風が近づく週末の夜のために。

 

・電車内のスクリーンに表示される人たちをぼんやりと眺めてそれを一瞬ABBAと認識しそうになるが、自民党総裁選のニュースだった。最寄り駅に到着する。