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  映像研究

キーを叩く

・202109152004。今日の作業を閉じようとして、夕食の後もう少しだけ机に座るかもしれないが、ひとまず支度のために終わろうとして、書いている。

 

・月曜、火曜、水曜と、作業ができた。macbookでのテキスト作業は、テキストエディットで書き始めて、どこかの「そろそろ」というタイミングで、Wordに引っ越す。今日ちょうどWordに引っ越した。現在「6,969文字」と表示されていて、この調子でもう少しだけ行きたいと思うが、書いている中でも色々と学びがある。「たぶんこういう注釈はめられそうだな」と思って書き進めていて戻って文献を探すが見つからないことがある。気をつけたい。

 

・月曜、火曜、水曜と、朝の散歩あるいは軽いランもできなかった。目の焦点がずっと30cmくらいの距離に合っている。時々リビングを突っ切ってベランダに出て西を見る。天気が良ければ富士山が見える。30cmから数百キロメートル。

 

・論文を書く作業の傍らで、学生からメールで送られてくる文章を添削する。自分の文章も、こんなふうにドライに切ったり貼ったり付け足したりできればよいのだが、どうしてもそれだけができない。10年経っても。20年経っても。

 

・昨日は友人とのオンライン勉強会。いつでも学ぶことは多くあるが、それとは別にカジュアルに様々な意見交換。写真に関わらずとも「証言」を集めること、言葉を残すことの重要性について話した。論文の作業が終わったならば、人にインタビューをしてみたい。特に10年後や20年後には存在しないかもしれない人の言葉を。

 

・数日前に「911から20年」の点が過ぎた。いままさにDommune砂原良徳『LOVEBEAT』の特集。それを初めて聴いた時の新鮮な感じを今でも覚えている。世紀を跨いだからか、同時テロによって言説の環境が変化してしまったように思えたからか、2001年には色々な「新しいもの」を見たり聴いたりしていたような記憶がある。すべてのギターの音が四つ打ちに移り変わったように感じた。

 

・歩いたり走ったりすることか、遠くを見ること。それが叶わなければ音楽を聴く。

 


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