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  映像研究

予言に抗って

・202108151534。家のデスクで作業の合間に書いてみる。約一ヶ月前に書いたカレンダーの今日には大きくバツの印と「ぐったり」と書いてある。予言を払い除けて作業を進めたいが、昨日までの労働による疲労と明日からの労働の準備、によって頭がはたらかない。この疲労は知っている。何度も経験している。だから何かの力を温存しておくことを最近は考えるのだけれども、必ず「不測の事態」が滑り込む。これもまた労働の決まり事。少しでも書く作業を進めなければ。久しぶりにエントリーのみで投稿できないかもしれない。

 

・カーディガンを羽織って、靴下を履いているのは、今日の最高気温が21℃だからで、さすがに寒い。試しにヤクの膝掛けを手に取ってみたならば、それも悪くない。さすがにホットカーペットは過ぎるだろうか。しかしそのように思いつく程度には、数日前と比較して寒い。床に置かれたサーキュレーターは何か場違いな感じがする。それは時間旅行のよう。

 

疲労のうちには「反省」も含まれる。時には反省を言葉にすることで許されたいと考えることもある。「わかっているのです。それは、」と話しかけて、しかしある段階からは言葉にならない。あるいは「非公開」。

 

・桃を食べコーヒーを淹れて飲む。夏といえば桃だったがスーパーで自分で桃を買った記憶がない。いつまでだったか桃と言えば母親の実家から届いて気がつけば自分の目の前に置かれている物だった。時間は流れてそのようにして桃は自分の元には届かない。桃とそれを届けてくれていた存在を思う。今日はお盆だった。