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  映像研究

新しい緑

・202104152112。帰宅する京王線。今日の出来事とコンディションについて記録する。少しずつ自分の作業をする時間を獲得しつつある。午前中には関係する論文を読みながら自分の文章を省みるなど。並行して業務関連の映像編集をしながらも。

 

・昨日『お笑い世代論』という新書を読んだ流れもあったのか、あるいは偶然か、NHKオンデマンドにアップロードされていた、プロフェッショナルのよしもとの講師の方の回を昨晩視聴した。自分の業務の内容と重なる部分がありとても興味深く見る。「講評とは何か」を主題としたドキュメンタリーとして見た。何か表現されたものを鑑賞する際に、ある程度プロセスを知った上で(あるいは聞いた上で)コメントをすることと、全くプロセスを知らないつもりで(聞かずにあるいは知らないふりをして)コメントをすることの二つの視座があり得る。それらを適切に混ぜる、組み合わせる、切り替える、ようにして、表現された何かについてコメントするのではないか。そのことによって、表現をする者の視野を広げることが目指されるのではないか。などと番組を思い出しながら今朝考えていた。

 

・久しぶりに自転車で駅までの道を走る。まだ田植えされてない風景は明るい緑が溢れていて見惚れてしまう。今年は季節が少し早いように思うが、いまは新緑の季節の真ん中なのか。連休の前後には少し散歩したりできるかと思っていたけれども、それでは爆発的に輝く季節は過ぎ去ってしまうかもしれない。そのことを勿体ないと思いながらこの季節を進む。

 

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