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  映像研究

働き初め・2021

・202101032008。この数年は1月3日が業務の開始。朝の西新宿はまだ動き始めていない正月らしい空気。その空気を割って職場へ。約12時間が瞬く間に消えた。帰宅する電車の中で今。宣言の行方に関わらず、残り一ヶ月の繁忙期は、あらゆる事項を可能な限り前倒しで進めるべきと思い出す。

 

・休憩中同僚に「厄年」を指摘され、そういえばと思い調べたところ、去年2020年が「本厄」で、今年2021年が「後厄」だということが判明する。「2020年に厄らしいことありましたか?」と訊かれて考えてみるものの、もはや何が既定の厄災で、何が特殊な禍なのか、考える拠点がわからない。とりあえず「後厄」について調べると「厄が引いていく年」と書いてあり、何か晴々しいようなイメージすら浮かぶ。同じ年に生まれた全ての人の幸せを一瞬だけ思う。

 

・職場を出て振り返れば都庁。日々報道の隙間にサブリミナル的に映し出されることで、まるでわざわいの象徴と感じられるような塔を見上げる。

 

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