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  映像研究

2020年秋の「GO TO」

・朝から支度して職場へ車で向かい11:30から18:00まで会議に出る合間にいくつかの業務を進める。さらに業務の前後には夜の集まりの準備も進める。メッセージを送り合う。職場から三脚を持ち出すのは集合写真を撮影するため。オペラシティのパン屋で夕食のためのパンと朝食のためのベーグルを買う。合流場所と集合時間の連絡。18:00に業務終了後、流れるようにタイムカードに打刻してスーパーで買い出しなどして駐車場へ。夕方の甲州街道は初台から明大前まで混んでいるから注意が必要かもしれない、というこれは自分のためのメモ。

 

・明大前で友人をピックアップしてそのまま中央道。河口湖出口から集合場所まで休憩込みでジャスト1時間半。平日である月曜日の夜は道もスムーズ。先発の友人たちが準備してくれていたのだから、ややあっても21:30には焚き火を囲んで宴を始めることができる。炎を見つめながら声を放つ自由。空気は冷たい。写真を撮影する余裕はほとんどなかった。新規購入してみた膝掛けにもなる大判のストールはまだ少し過剰だったが、夜も更けてきたならばちょうど良い。たとえばこのような経験を通じて、人はコテージに向かい、あるいは別荘など持とうとするのだろうか。短い滞在の中に、季節、時間、そして生活についての学びがある。

 

・この2020年の秋にいったい何が正しいとされているのか。まったくわからないままに、住んでいる場所とは異なる場所へ移動することを、人は「ゴートゥートラベル」と呼ぶのか。制度の概要も金銭の流れも何もわからないから、この日記もフィクションかもしれない。

 

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