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  映像研究

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・202009102145。ここは区間急行。久しぶりの業務で学生と話をして今が2020年の9月なのだという感覚を取り戻したように思う。家で100年前に撮られた写真や100年前に書かれた言葉を読んでいると少し意識が現世から離れる。その感覚は心地よくもある。100年前にしかあり得なかった事象に想像を巡らせてまた100年前も今も変わらずにあるように思えることを想定する。たとえばそれは日差しや水面や色彩。植物の生命力のようなもの。空気を吸って声を発する人間が存在したことを思う。ありありと感じられるときに書かれた言葉が読めるようになるのだろうか。