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  映像研究

雨のたびに秋が進む

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・202009032128。帰宅する電車を乗り換える駅のホームで書く。午前中は家で作業。雨がざっと降ったかと思えばすぐに止んで晴れる。一日のうちにも段階的に季節が進むようにも思えた。作業は主にAmazonや日本の古本屋で本を検索して購入する作業。しばらくは福原信三という人についてリサーチを進めてみようと思う。「写真芸術」というときの「芸術」とは何か。あるいはあまり自分が考えたことのなかった「美」という概念について考えることになるかもしれない。そして「風景」についても。これまで写真について考えてきたことが進む予感がしている。秋は風景について考える上でも良い季節なのではないか。

 

・GW690ⅲで撮影したカラーネガフィルムを出していたラボからベタ焼きが届く。自分が撮った写真を見ることから考えることもある。それは自分の感じ方や捉え方を検証する作業でもある。少しずつスキャンもしてアップロードしてみたいと思えるようになってきた。あるいは引き伸ばしも。昨年末に一度集中的に撮影とプリントを試みたが、年明けの業務の繁忙期でうやむやになり、さらに春からのバタバタで完全に止まってしまっていた。再び撮る時間を自分の生活の中に持とうと思う。

 

・日記に添える写真はアイフォーンで。自転車が修理中だからバスに乗った。バスの視点から。